【シノアリス】大宇宙からの侵略者 ~スペースインベーダーコラボ~ 前編【シナリオ】


ギルド協力イベント
大宇宙からの侵略者
(スペースインベーダーコラボ)

前編
ギシン アンキ 冒頭

ギシン「コラボは大歓迎なのデスが。」

アンキ「何故、毎回斜メ上ヲ狙うのデショウ?」

ギシン「運営ハちょっと己を見直しまショウか」

アンキ「マァ、ソレが出来ル訳もナク。」

ギシン「期待スルだけ無駄無駄無駄ァ!」

アンキ「何故ならソレが シノアリス!」

ギシン「開き直っタところデ 
サクッと行きまスカ。」

アンキ「シカシ……」

ギシン「コウもイベントが多イと飽きてきマセンか?」

アンキ「ソレは仕方のない事デス。」

ギシン「ヒトは飽きるようにデザインさレた生き物。」

「ソシャゲもイツカは飽きられルでショウ。」

アンキ「エンディングを用意スル事もママならず、」

「サービスを終了スルのはソシャゲあるアル!」

ギシン「我々もココラで終わりを迎えル方が、」

「モノガタリとシテは美しいと思うのデスが」

アンキ「需要がアル限りハ赤字覚悟で進みマショウ。」

ギシン「ソウして経営が行き詰まり、会社ハ倒産。」

アンキ「ソレもまた 最悪のモノガタリ!」








シナリオ

「ナイトメアも強くナッテきマシタ」

「ソロそろカンフル剤が必要デスネ」

「というワケで、宇宙人

交信して新たナ知識や

カヲ手に入レルのデス!」


それは突拍子もない提案だった。

しかし、かぐや姫と三匹の子豚は

表情一つ変えずに聴いている。


「……まあ、私も

宇宙人説がありますし」

「それよりお腹が減ったよ~」

「宇宙人は食べ物をくれるかしら?」

「それなら

お友達になりたいな♪」

「大変物分かリが良クテ助かりマス」

「デハ、交信場所を作りマショウ」

「まずハ邪魔ナ奴ラヲ排除です!」




「時に、

お聞きしたい事があるのですが」

「なんデショウ?」

「何故にこの格好なのでしょうか」

かぐや姫と三匹の子豚は、

ほぼ強引に水着を着せられていた。


交信を行うニハ必須なのデス」

「肌色率が高いホド成功しマス」

「説明終了!儀式を開始しマス」

反論を口にできぬまま、かぐや姫達は

怪しげな呪文を復唱させられる。

途端、黒い雲が雷と共に現れ……


「来マシタワー!」

「あれは……!?」

「これこそ、今、必要なカンフル剤!」

「嫌というほど教えてやりマショウ!」




スペースインベーダーをご存知ナイ方モ

多いのデハないデショウか?

あるイは、聞いた事はアルがプレイした

事はナイ……という方もイルでしょう。

デスガ、そのゲームは歴史に名ヲ

遺す偉大なゲームだったノです。


スペースインベーダーは

タイトー

1978年二発売した

アーケードゲーム。

画面上部カラ襲ってくる『敵』

インベーダーを、自機ノ砲台デ

打ち落とすとイウ内容デス。


「あ、本当に教えてくれるんだ」

「お人形さん、意外に親切」

食べるところ

はないけどね」




ゲームシステムはブロックくずしの

進化系と言エルでショウ。

宇宙や異星人を題材にシタのは、

当時人気だったスターウォーズが

影響してイマス。

ゲームセンターで稼動スルなリ瞬ク間に

人気に火がツキ、

社会現象にナル程ノ爆発的な

ヒットになりマシタ。


「こんな可愛らしい敵を、

皆で寄ってたかって……そんな……」

「あら?具合でも悪いのかしら?」

「顔が真っ赤になってるよ~?」

「……考えるだけで、ゾクゾクします」


「あ、踏み込んじゃ

いけない人だった」




ナゼあれだけ売れタのカ。

ソノ理由は非常にシンプルでス。

それハ『殺るか殺られるか』。という

シューティングの面白さヲ、

最初に生み出シタゲームだからデス。


今ノ時代デハ当たり前の事なのデ、

あまり意識シナイと思いマスが、

が動き、プレイヤーめがケテ

攻撃シテくる。

ソシテ敵の弾をくらえバ

やられてシマイ、残機ガ失わレル。


つまり、画面ノ中に敵ト自分がイテ、

生死ヲかけた戦いガ

行われている……

という事が、当時ハ斬新でした。




ナゼ、ここでこのヨウな事ヲ

強調シタのかトいえバ、

ビデオゲームの初期ノ時代ニハ、

こういったタイプのゲームは

ホトンドなかったカラです。


当時のゲームの多くハ

『敵』とイウ概念ハあまりナク、

標的ヲ狙う射的ゲームでアッテも、

相手ガ撃ち返してクル事はマレでシタ。

そンな時代に、スペースインペーダーは

『知能アル、攻撃してクル敵』ヲ

生ミ出シタ!


結果、大量ノ

中毒者モ生み出サレたワケです。




「サテ、説明は一通り終えマシタ」

「ドウです?ちょッと

プレイして

ミタイと思いマセンか?」


「そうですね。少し興味が湧きました。

プレイしみたいですわ」

「貴女ガ言ウと

別の意味二聞こえマスね」

「わたしたちも遊びたいかも」

「中毒者を生み出すくらいだから」

「きっと、とっても美味しいよね!」

「美味シイかドウカは

判りマセンが……とニかく、

遊ンでみタイという事デ!」

「ハイ、言質は取れマシた。デハーーー」


生死を賭けた

インベーダーとノ戦いを

始めマショウ」




「……う……ここは……?」

「わたしたち、藁の家のように

吹き飛ばされて……」

「ーーッ!?豚さん方のお姿が!?」

「え?わっ!?かぐや姫も!?」

「私達……」


「「ドット絵

なってるー!?」」


「ドウやら世界がインベーダーに

侵略サレて

変化シタようデスね」

「貴女方の姿もソノ影響でしょう」

「元に戻るには、世界のルールに従って

インベーダーを倒すしかありません」

「それは、つまりーーー」

シューティング

待ったナシ!」




「失程ハ、あまり真剣二説明ヲ聞いて

もらえナカッタようデスが、

世界のルールが変わッた今、

ソウはいきマセン」

「皆様がシューティングの

素晴ラシサを理解スルまで、

元の世界には戻レま一ーー」


「ドット絵すごーい」

「なんだか新鮮ですわね」

「1ドット増えると、何が増えるの?」

聞けヨ!!」

「いいデス。勝手二始めマス」


ーーーこノ時代は1978年。

株式会社タイトーの創立 25周年。

そしてスペースインベーダーが

発売サレた

年でもアリます。




スペースインベーダーは他のゲームより

アル意味注目ヲ浴びていマシた。


しかしソレは

「こんなゲームが売れる訳が無い」

とイウ悪い意味デノ注目デンタ。


コレまでノ接待的なゲームから

「強烈ナ敗北感」をプレイヤーに

突きツケル挑戦的ナ内容で、

コチラが何もシナイと

敵ガ撃って来ル弾に当たッて1分ト

待たズにゲーム終了とナル為に

『お客様を攻撃して

怒らせてどうする!」

となってシマッタのデス。




けれド、そンな 

批判に対シテも、

製作開発者ノ

西角友宏は冷静でシタ。


「これはいける


と感ジタ自分ヲ信じたのデス。




後編へ続く

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